結婚指輪は、挙式で指輪交換をしてからは毎日左手の薬指にはめつづける指輪になります。結婚指輪の素材には、決まったものはありませんので、シルバーやゴールドなど自分の好みで選ぶことができます。しかし、長く使い続けたいのであれば、プラチナが一番適しています。プラチナは、ほかの金属に比べると耐久性が高く熱にも強いです。
ゴールドよりも熱に強いため、火事程度の熱では解けずに残っています。傷もつきにくいため、メンテナンスの頻度も少なくすみます。ホワイトゴールドは、見た目がプラチナに似ているため、結婚指輪の素材として選ばれることが多い金属ですが、ホワイトゴールドは表面をメッキ加工しているため、使い続けていくとそのメッキが剥がれてしまう恐れがあります。プラチナの魅力としては、金以上に稀少性が高い点もあげられます。
採掘量が金よりも少ないため、1グラムあたりの相場価格が金よりも高い貴金属です。また、金属アレルギーにもなりにくいのもプラチナの特性です。まれにプラチナの指輪やネックレスなどの装飾品で金属アレルギーを起こす人がいますが、プラチナに混ざっているほかの金属に対してアレルギーが起っているため、プラチナ自体にはアレルギーの心配はほとんどないです。結婚指輪で使用されるプラチナは「PT900」や「PT950」が主流になっています。
最近は、プラチナとイエローゴールドやピンクゴールドなどのほかの金属を組み合わせることによって個性をだした結婚指輪も人気があります。