女性は、普段からファッションリングを身につける機会が多いため、婚約指輪や結婚指輪を選ぶときにもあまり悩むことが少ないですが、男性は結婚指輪が生まれて初めて身につける装飾品になることも多いため、デザイン選びに迷うことが多いです。男性の結婚指輪としては、仕事に支障をきたさないシンプルで地味なデザインのものが好まれます。硬派な印象を与えたい場合は、外のフォルムが四角形になっているスクエア型のリングがおすすめです。貴金属の光沢が苦手な男性には、木製素材で制作した指輪が落ち着いた印象を与え、使いやすいです。

木製のリングには、シルバーやプラチナ、ゴールドなどのほかの金属を組み合わせることでシャープな印象も加えることができます。金属アレルギーの方には、医療器具でよく使用されるチタンが素材になった結婚指輪がおすすめです。ほかのカップルも差をつけたい人やこだわりがある人には、リングの内側にダイヤモンドや宝石を埋め込んだり、メッセージを刻印する方法があります。最近は、オニキスやブラックダイヤモンドのような男性にも似合う黒系の宝石をアクセントとしてリングに埋め込む人もいます。

プラチナやホワイトゴールドの輝きが苦手な人には、ツヤ消し加工を施したリングを選ぶとよいです。リングにモチーフを刻印するのであれば、馬蹄や十字架のモチーフがおすすめです。また、女性と男性の結婚指輪を重ねるとモチーフやメッセージが浮かび上がるようにデザインされたものも個性があり、喜ばれます。